社会人の勉強について知りたい人
社会人でも 勉強したほうがいいことはわかってるんですが習慣にするのは難しいです。ついでに何を勉強してしたらいいんでしょうか?
そんなお悩みにお答えします。
社会人の方でも勉強すべきとわかっている人は多いですが、実際に習慣になっている人は少ないです。
本記事では、社会人の勉強時間に注目して基本的な勉強時間についてのデータから、勉強できない原因、そして勉強する際のコツ、効率的な勉強方法までレクチャーします!
本記事の想定読者
- 社会人で勉強しようと考えているけれどもなかなか勉強できない人
- 効率的な勉強方法が知りたい社会人
ちなみに、この記事を書いている私は、
- 自分で独学方法を研究した結果、京大に合格
- その後京大の大学院を卒業、そして研究者になる
- 京大の大学院を卒業したあと、日常的に英語を使用して研究生活
- 海外での労働経験、国際学会での発表経験あり
- 現在は副業&研究で好きなことをやって生活
上記の経歴を持つ勉強のプロの私が解説していきます!
本記事では、以下の内容を紹介していきます。
本記事で解説する内容
- 社会人の勉強時間についての基本データ
- 社会人が勉強すべき理由
- 社会人が勉強できない原因
- 勉強を継続するコツ
- 社会人におすすめの勉強内容
- 忙しい人でも出来る勉強法
- 社会人におすすめの勉強場所
- 具体的な勉強方法
本記事を読むことで得られるメリットは以下のとおりです。
本記事を読むメリット
- 社会人でも勉強したほうが良い理由がわかる
- 時間がない人でも勉強する方法がわかる
- 自分の生活を充実させるための勉強内容がわかる
本記事を読むことで、社会人が勉強した方が良い理由から具体的な勉強内容、そして効率的に勉強を進める方法までわかるので、社会人で勉強しようかなと思っている人はぜひご一読下さい
また、本記事の結論としては、以下のとおりです。
本記事の結論
- 社会人の勉強してない人が多いので勉強するとチャンスが広がる
- 社会人は自分の人生を良くするための勉強ができる
- 勉強を進めることで自分の人生を良くしていくことができる
以上です。これから、具体的に社会人の勉強について解説していきます。
社会人の平均勉強時間は6分
そもそも社会人がどのくらい勉強してるかと言うと、1日あたりの平均勉強時間は「6分」だそうです。(総務省統計局「平成28年社会生活基本調査」より)この数値を見ると、
いかに社会人が全然勉強していないか
と言うことがわかると思います。逆に考えると、みんな勉強していないので、勉強すると他の人よりも優位になれることがわかります。これだけでも勉強するメリットはありますよね。しかし仕事で忙しくなかなか勉強するタイミングはわからないという人も多いと思うので、本記事では、勉強するタイミングまで丁寧に解説していきます。
社会人が勉強すべき理由
まずは社会人が勉強すべき理由について解説していきます。
年収が高い人ほど勉強時間や読書時間が長い
実際に年収が高い人ほど1週間の勉強時間が長いと言うこともわかっています。 こちらのデータによると、年収1000万円以上の人は 全体に比べ週に5〜20時間勉強している人の割合が高いと言うことがわかります。
このデータから見ても、収入を増やすためには勉強することが助けになる事は間違いなさそうです。
仕事の選択肢が広がる
勉強することで自分のスキルが高まり、仕事の選択肢が広がるというメリットがあります。
わかりやすい例で言うとプログラミングを勉強すればエンジニアとして仕事することもできるようになりますし、 宅建などの資格を得られれば仕事の幅も広がります(給料が上がる場合も多いです)。このように、勉強することによって、自分の社会的な価値が上がるので、社会人でも勉強することがオススメ出来ます。
社会人としての教養が身に付けられる
これは年収アップにつながらないかもしれませんが、勉強することによって自分の教養の幅が広がり人間としての深みを増すことができます。 さらに、勉強して社会的なマナーを身に付ける事は、社会人として生きる上で大切なことでもあります。
日々の生活を充実させて生きるためや、他の人に失礼のない立ち振る舞いを身に付けるためにも勉強は重要です。
社会人が勉強しない原因
ここからは社会人が勉強しない原因について解説していきます。 何かの対策をするためにはまずは原因を突き止めることが大事なので、勉強の習慣をつけるようにするためには、まずは勉強しない原因を明らかにしていきます。
勉強するモチベーションがない
社会人の平均勉強時間が6分と言う話からも、社会人の多くはほぼ勉強していないということがわかると思います。 そのため勉強しないのが当たり前になっていて、勉強する必要性を感じなくなってしまっている人も多いと思います。
自分の周りが勉強する環境であれば自然とそれが当たり前になっていきますが、周りが全く勉強しなければモチベーションがなくなってしまうのも無理がありません。
また勉強しなくても会社をクビになる事は無いため、必要性を感じないと言うこともモチベーションが上がらない原因の1つです。
モチベーションがない人の解決法は、上で述べたようなメリットを意識してもらうことが重要です。 実際に年収アップにつながるのであれば、勉強するモチベーションは上がってくると思います。
他の誘惑に負けてしまう
社会人は学生と違ってお金も持っていますので、遊ぼうと思えばいくらでも遊ぶことができます。また、外部の強制力もないので怠けようと思えばいくらでも怠けることができます。人間はもともと怠惰な生き物なので、空き時間に遊んだり怠けたり怠けたりする人が多いのはある意味仕方のないことでもあります。
そうやって他の誘惑に負けてしまい、勉強できない人も多いです。
何を勉強したらいいかわからない
何を勉強したらいいのかわからないという人も多いです。 学生の時は、周りからこれをやりなさいと勉強する内容が与えられますが、社会人になったら自分でやるべきことを見つけなければいけないため、何を勉強すればいいかわからずやる気が出ないと言うこともあります。
勉強したいとは思っているけれども勉強する内容がわからない、もしくは迷っていると言うパターンです。
勉強する時間が作れない
勉強する内容もわかっているし、モチベーションもある人でも、本業が忙しすぎて勉強する時間が作れないと言う人もいます。社会人にはこういう人も多いと思います。
もともと勉強する習慣があった人はある程度効率的に勉強する方法も分かっていますが、社会人になって勉強の必要性を感じて勉強し始めた人はなかなか勉強の時間を取ると言うことが難しいことだったりもします。
そこで、この後にそれぞれの原因に対する対策方法を紹介していきます。
【誘惑に負けない】勉強を継続するためのコツ【5分だけやる】
ここからは遊びの誘惑に負けずに勉強を継続するためのコツを紹介していきます。
目的をはっきりさせる【具体的な目標を立てる】
まずは勉強する目的をはっきりさせましょう。目的が曖昧だと、勉強の進み具合もわかりませんし何より勉強するモチベーションが湧きづらいです。
「英語を勉強する」よりも「英語を勉強してTOEIC 800点を目指す。現在は、600点 なのであと半年で800点取れるように勉強を進めていく」の方が実際にやることも明確になりますし、自分の勉強がどこまで進んでいるのかも確認しやすいです。
なのでまずは勉強する目的をはっきりさせて、なるべく具体的な目標を立てましょう。
5分だけのつもりで取り組む
これはほんとに大事なんですが、1時間勉強すると思うとめちゃくちゃ手をつけるのが億劫になります。でも、5分だけ取り組めば良いと思えば手をつけやすくなります。この手をつけると言うことがものすごく重要で、
一度手をつけてしまえば、5分やるつもりだったがもう少しやろう
となります。人間の習性として、一度手をつけたものを継続したくなるので、どんどん勉強のやる気が出てきます。
勉強出来た自分を褒めてあげる
勉強ができた自分を褒めてあげることも凄く重要で、達成した自分を大げさに褒めてあげると気持ちがうれしくなって継続するやる気が出てきます。
けっこう馬鹿にしがちなんですが、人間は単純で、褒められると嬉しくなって継続しやすくなるので、だまされたと思って、できた自分を褒めてあげて下さい。
余計な誘惑に触れない
余計な誘惑に触れないと言うことも大切です。(テレビを見る習慣がある人はテレビを見なくなる事は大変ではあるんですが)、実際止めてみるとテレビが無くても全く問題ないことに気づきます。むしろなくなったことで自由に使える時間が増えることに気づくと思います。
スマホもそうですが、身の回りには気づかないうちに時間を使っているものがたくさんあるので、一度お試しでいいのでテレビなんかを辞めてみると実はなくてもよかったと言うことに気づく人も多いと思います。
勉強している人のグループに所属する
環境はものすごく大切です。具体的には、勉強している人のグループに所属することで、自分も勉強することが当たり前になってきます。
そのようなグループがどこにあるのかわかりません...
と言う人も多いと思います。
そんな人には、Twitter等で「TOEIC 勉強」のように検索すると実際に勉強している人を見つけてつながることができるので、SNS等で勉強するグループを検索してみるといいと思います。
また、リベラルアーツ大学というサイトでは 副業の勉強している人が集まっているのでノウハウを身につけるという意味でも仲間を作るという意味でも良いますので参考にしてみてください。
ドカッと勉強しない
先程の「5分だけ勉強する話」にもつながっていくんですが、どかっと勉強するとそれで満足してしまって次の日勉強しなくなります。
1日どかっと勉強しても勉強の効果は出ません。そうではなくて、毎日コツコツ勉強することで勉強の内容が少しづつ身に付いていくので、どかっと勉強するよりも毎日コツコツ決まった量を勉強していくことが重要です。
社会人におすすめの勉強内容
次に社会人にお勧めする勉強内容について紹介していきます。
英語や中国語などの語学の勉強
英語や中国語などの語学の勉強は、今の時代、世界中の人とコミニケーションする必要があるのですごくオススメです。中国も経済発展著しい国ですので、英語に加えて中国語を学習することもお勧めです。勉強する内容に迷っている人は、語学を勉強するとハズレがないです。
実際に他の記事では、語学初心者でもオンライン英会話を使って効率的にビジネス英語を学習する方法も解説しているので そちらの記事も参考にしてみてください。
資産運用や税金等のお金の勉強
お金の勉強は、これから人生を生きていく上で切っても切り離せない内容なので、資産運用や税金等の知識を持っておいて損はありません。
今の仕事に直接つながるか分かりませんが、お金の勉強することで資産を増やすことにつながったり、出費を減らして生活を楽にすることにつながることも多いのでオススメの勉強内容です。
給料アップやキャリアアップにつながる資格の勉強
自分の専門スキルがある人は、資格の勉強もいいと思います。
資格を学ぶことが、会社での給料アップにつながることもあるので、モチベーションを保ちやすいのも良い点です。資格を持っていることで、自分の社会的な価値も上がるのもメリットの一つです。
自分が興味を持っている分野
好奇心を持っている分野を勉強することもおすすめです。本来、勉強は自分が興味を持ったものを突き詰めていくのが自然ですし、自分が興味を持っている分野は放っておいても勉強をすることができるので、そういう意味では1番勉強しやすい勉強内容です。
また今の仕事と関係は表面上なくても、勉強を継続していくと何かしらの面で役に立っていることも多いです。
私も研究で培ったイラストレーターの技術は、副業で役立っていますし、自分の興味がある分野を突き詰めていくこともオススメの勉強内容です。
独立のための勉強
今の時代は個人の時代とも言われるように、会社に雇われずにこれから生きていきたいと考えている人は、 独立開業するための勉強をするのがオススメです。実際に独立しない場合でも、勉強した内容はこれからの自分のキャリア形成のために役に立つ事は間違いないので勉強しておいて損は無いはずです
勉強する時間が作れない人にオススメの勉強法
ここからは勉強する時間が作れない人にお勧めの勉強法を紹介していきます。
早朝に勉強する
朝は勉強のゴールデンタイムで早朝に勉強することで、頭が元気な状態で勉強内容をインプットすることができます。なおかつ、朝早く勉強することで達成感も得られて、気持ちよく1日を過ごすことができます。
朝が苦手だから早朝に勉強するのはきついと思っている人は、まずは今までより5分だけ早起きすることを目指しましょう。
何事も少しずつやることで自分の体をならしていくことができるので、 朝が苦手な人でもこの方法であれば、ちょっとずつ早朝に勉強する習慣を作っていくことができます。
通勤時間を活用する
やっている人も多いかもしれませんが、通勤時間を活用することで時間を有効に活用できます.。 1日15分でも、 1年継続すれば、100時間ちかくの勉強時間になります。この勉強時間は馬鹿にならないので、通勤時間もぜひ活用して勉強を進めていきましょう。
昼休みなどの休憩時間活用する
昼休み等の休憩時間を活用することもオススメで、ご飯を食べながら本をパラパラめくるだけでも結構な勉強量になります。
通勤時間の勉強と同様で積み重なるとバカにならない勉強量になるので、たった10分でも継続すると大きな差になっていきます。ただし休憩することも仕事の上では重要なので、無理をせずできる範囲でやっていけばいいと思います。
寝る前の時間を活用する
寝る前にあまり頭を使わない勉強をするのもおすすめです。具体的に暗記系のものを覚えるのはすごくオススメで、寝る前に覚えて朝起きて確認することで効率的に覚えることができます。寝る前に、パラパラと何項目か覚えて確認することを続けるだけで他の時間を頭を使う勉強に割けるようになるのでオススメです。
仕事の待ち時間などのスキマ時間を活用する
仕事の待ち時間を使うのもオススメで、意外と仕事をしていると、仕事と仕事の間に空白の時間が生まれる時があります。
会議の待ち時間や、出先でお客さんを待っている時間など、小さな本屋ノートを持っておけば勉強する事は可能です。待ち時間にスマホをポチポチするよりも、単語を1つでも覚えれば成長につながっていきます。チリも積もればなのでこのようなちょっとした時間も活用していくと良いですよ。
社会人におすすめの勉強場所
ここからは社会人にお勧めの勉強場所について解説していきます。どこで勉強すればいいのかわからない人は参考にしてみてください。
静かなカフェや喫茶店
静かなカフェや喫茶店はお勧めの勉強場所です。休憩しようと思ったタイミングで、ドリンクを飲むこともできますし、実際にくつろげるような環境になっているので勉強もはかどります。また遅い時間でもやっているところも多いので、仕事で帰りが遅くなったときでも気軽に入って集中しやすい環境が整っています。
ただしお金もかかるので、個人的には日常遣いと言うよりも家でどうしても勉強はかどらない時に気分転換の意味も込めて使ったりしています。
図書館
図書館は静かで調べ物もしやすいですし、長時間入ることもできるので非常にお勧めです。またお金もかからず、リラックスすることもできるので結構お勧めです。休日には非常に重宝します。
ファミレス
騒がしい方が集中できると言う人もいるので、そういう人はファミレスがお勧めです。机も広いし、長時間居やすいのもメリットです。ドリンクバーがあれば自由に飲むことができますし、食事も取ることができるので、居心地が良いというのもポイントが高いですね。
自習室
自修室を勉強するためのスペースなので、強制的に勉強するモードにしてくれます。周りの人も勉強してるので、自分も勉強しなきゃと言う気になり勉強を進めることができます。
自分だけでは勉強できるか不安だなと思っている人は周りの環境で強制的に勉強するのもありです
自宅の書斎や仕事部屋
自宅の書斎はやっぱり1番仕事がはかどる場所でもあります。慣れているので、勉強する習慣をつけやすいです。
椅子に座って仕事に手をつけることをルーティン化してしまえば、頭を使わずに勉強に手をつけることができます。 そういう意味で、個人的には自宅の書斎や仕事部屋と言うのは、勉強の習慣をつけるためには1番良い場所だと思います。
具体的な勉強方法
最後に勉強が得意な私が、実際に使ってたオススメの勉強方法を紹介します。
自分が勉強すると決めた本をひたすらやり込む
勉強始めたての頃は、あれもこれもといろいろな本を買って最初だけ読んで、後は読まなくなることが多いです。しかし、本当に身に付く勉強法は
自分がこれだと決めた本や教材をしっかりとやり込む
という方法です。
具体的には、最初いろいろな本を見て、自分に合う本を見つけます。その後、自分に合っている本を見つけた後は、それをひたすらやり込んでいきます。こうすることで、 その分野の知識が体系立てて身に付くので、勉強内容が身に付きやすくなります。
なので、 自分が「これだ」と決めた本を常に持ち歩いて何度も何度も繰り返し勉強しましょう。
午前中は頭を使う勉強、寝る前は暗記系の勉強
朝の勉強の時も書きましたが、午前中は頭がものすごく働いているので午前中は頭を使う勉強、午後や夜は暗記系を勉強しましょう。
具体的には、午前中はプログラミングなどの勉強、午後や寝る前は単語の暗記などをするといいです。この方法は別のメリットもあって、1日の中で決まった時間に決まった内容を勉強することで、生活のリズムが作りやすく、習慣付けがしやすくなります。
寝ながら声に出して勉強
勉強ってやっぱりめんどくさいので、机に向かって勉強する時が億劫な時もあります。そんな時は、ベッドに寝ながら、本をペラペラめくって勉強しましょう。
ノートに書かなくても声に出したり、軽く体を動かしながら勉強すればある程度記憶には残りますし、勉強を全くしないよりはちゃんとした勉強になっています。机に座りながら勉強するのはめんどくさい時は、ベッドに寝転がってごろごろしながら勉強しましょう。
25分勉強して5分休む
勉強するときはぶっ続けで勉強することが多いのですが、そうすると頭が疲れてしまって長い時間勉強することができなくなってしまいます。
なので勉強する時は、25分勉強して5分休むようにすると良いです。
ポモドーロ・テクニックと言いますが、頭を疲れさせずに勉強を継続することができます。実際にやってみるとわかると思いますが、1時間ぶっ続けで勉強するよりも25分やって5分休憩×2をする方が脳の疲労が少なくできることがわかると思います思います。
まとめ【社会人でも勉強することで人生の充実度が上がる】
ここまで社会人の人に向けた勉強を解説してきました。社会人の勉強のメリットは、自分のやりたくない事は勉強せずに、自分の人生に役立つことだけを勉強できる点です。
このように、社会人の勉強は、人生を充実させていく内容を勉強できます。ですので、よりよい人生を生きるためにも、ぜひ勉強の習慣をつけて、自分の人生を豊かなものにしていっていただければと思います。