英語リスニングの参考書が知りたい人
リスニングの参考書が、なかなか見つからないです。リスニングの勉強を始めたばかりで、何から手を付けたら良いのか全然わからないです。英語のリスニングが出来るようになる参考書と勉強法を教えて下さい。
そんなお悩みにお答えします。
共通テストでも英語リスニングの配点が高くなり、東大入試でも英語の120点中30点がリスニングに配点されてるように、英語リスニングの重要性は年々高くなってきています。
しかしながら、参考書選びに苦労するのも事実。
リスニングは参考書が見つからない、勉強するのが大変だという理由で勉強を省きがちですが、リスニングはやれば確実に実力がつく分野でもあります。
本記事では、「リスニングが大切だと思うけど、いい参考書が見つけられない」という人のために、リスニング対策に使える教材をまとめました。
本記事の内容としては以下のとおり。
本記事で解説する内容
- 英語リスニングの問題集を選ぶコツ
- リスニングに特化した教材を紹介
- 参考書を使ったリスニング勉強法を解説
- 初心者に向けたリスニングの勉強法を解説
ちなみに、この記事を書いている私は、
- 自分で独学方法を研究した結果、京大に合格
- センター英語リスニングはほぼ満点、センター英語も9割
- その後京大の大学院を卒業、そして研究者になる
- 京大の大学院を卒業したあと、研究で日常的に英語を使用
- 海外での労働経験、国際学会での発表経験あり
そんな私が英語リスニングの参考書と勉強法について書いていきます。
本記事を読むメリットは以下のとおりです。
本記事を読むメリット
- リスニング力の高め方がわかる
- リスニングの教材選びがしやすくなる
- リスニングの勉強方法がわかる
本記事の結論は、
自分が直感で気に入った参考書を継続して勉強するのが、リスニング力を伸ばす上で大事
です。
本記事を読むことで、自分に合ったリスニングの参考書の選び方がわかり、リスニング力を付けやすくなると思います。それでは具体的な内容に入っていきます。
リスニング問題集を選ぶコツ
毎日できて簡単なものを選ぶ
参考書の選び方として重要なのは、「毎日できる参考書かどうか?」です。勉強全般に言えることですが、継続無くして実力はついていきません。毎日確実に継続していくことが勉強が出来るようになる唯一の道です。
だから毎日勉強出来る参考書かどうかが重要になってきます。
毎日できる参考書の特徴としては、
- 簡単にできる
- 読んでいて面白い
- リスニング以外の知識も身につく
- 手ごろな大きさ【ハンディサイズがおすすめ】
などの点が挙げられます。私も最初は分厚い参考書を買いまくってましたが、読みづらくて継続が難しかったため、最終的には小さくて読みやすくて内容が充実している参考書で勉強していました。
毎日出来るというのは結構重要なポイントです。
また、千里の道も一歩からというように、千里を歩いても苦にならないような「簡単な参考書」がオススメです。なぜなら、さっきも言ったように、継続が一番重要だからです。
勉強を初めてすぐの時はモチベーションが高いので、分厚い参考書を買って
「やるぞー!」
と意気込んだりするのですが、私の経験上、ほぼ続きません。分厚い参考書よりもおすすめ出来るのは、
「簡単で、読みやすく、サクッと出来そうな参考書」
です。
サクッとできそうな参考書をやりきりましょう。最初の一冊目をやり切ることが出来れば、自信がついてきます。自信が付いてくれば、さらにやる気が出てきます。
自信をつけるために、まず最初は簡単なものから始めましょう。
自分の目的に合ったものを選ぶ【共通テストか、東大入試か、英検か、TOEICか】
自分の目的が「共通テストでいい点数をとる」なのか、「TOEICで700点をとる」なのかで必要な参考書は変わってきます。
まずは自分のゴールがどこなのかを明らかにして、そのゴールを達成するための参考書を買う
のが良いです。
文法力を一緒に鍛えられるものがおすすめ
文法力を一緒に鍛えられると、リスニングの問題を解くだけで文法の知識も身につきます。一石二鳥です。良い参考書というのは、勉強することで、他の分野にも応用が効くような参考書です。
なので「リスニングの勉強+文法の知識」といったような参考書だと非常に良い参考書です。具体的には、下の参考書とかですね。
上のような、リスニング力を鍛えながら文法も学べる参考書は効率よくリスニング力を含めた英語力を鍛えてくれます。
好きなジャンルから選ぶ【立ち読みで気に入った参考書から選ぶ】
好きなジャンルの参考書があればそれを選びましょう。もしもなかった場合は、本屋さんで立ち読みして読みやすいなと思った参考書から選ぶのがオススメです。
直感で自分が良いなと思った参考書で学ぶのが一番継続しやすいです。
私も高校生の頃はよく本屋さんに行って、ずっと参考書コーナーで色々な参考書を読み漁って、自分に合った参考書を選んでいました。立ち読みで好みの本を探すのは結構おすすめですよ。
英語が全くわからない人は基本の文法書から始めましょう
さて、これからメインの参考書に入って行きますがその前に。
全く英語が出来ない人がいきなりリスニングの参考書を読んでも逆に効率が悪いです。なので、英語が本当にわからない人は、以下の参考書から勉強を始めるのがオススメです。
中学英語をひとつひとつわかりやすく
システム英単語
こららの基礎の文法書でもちゃんとリスニング出来るので、まずは基礎力をつけてからリスニングの教材に進むのがおすすめですよ。
おすすめのリスニング参考書
それでは、ここから参考書を実際に紹介していきます。
中学生向け
まずは、中学生向けの参考書を紹介していきます。中学生向けはある程度やることが決まっているので、一冊の参考書をしっかりと選んでやりきれば、ちゃんと実力はついてくるはず。
一冊目の選び方は、自分が好きだと感じた物を選ぶのがオススメです😄
スーパーステップ 中学英語リスニング
中学一年生レベルから高校受験レベルまでを網羅している参考書で高校入試対策にもオススメです。
速修24時間 英語 リスニング
リスニングの基礎的なところから学べる参考書です。高校入試にも活用出来る、中学生にオススメの参考書になっています。
英語リスニングの基礎
高校入試に向けて英語リスニング問題対策を始めたい人におすすめの一冊です。リスニングが苦手な人でも10日間で聞き取りの基礎が身につく参考書になっています。
高校入試 スーパーゼミ 英語リスニング
全国の高校入試の過去4年間分の過去問を掲載している参考書になります。レベルも簡単な問題から高めな問題も含まれているので、自分のレベルに合わせて段階的に問題のレベルを上げていくことができます。
中学リスニングは、丁寧にやればほぼ確実に出来るようになるので、毎日出来る参考書を選ぶといいですよ。
高校生向け
ここからは、高校生向けの参考書を紹介していきます。高校生向けの参考書は予備校各社が出していたりしてイマイチどれがいいのかわかりづらいですが、
一番いい参考書の選び方は、先程も書いたように直感で気に入ったものを買うのがベスト。
直感で自分に合ったものを選ぶためには、Amazonのサイト内で「なか見」して内容を吟味、もしくは、「本屋さんで立ち読みして選ぶ」のが自分の好みに合った参考書を見つけるためにおすすめの方法です。
個人的には、高校一年生や二年生であれば、リスニング力の本質的な部分を鍛えてくれる「英語耳」がオススメです。
英語耳[改訂・新CD版]発音ができるとリスニングができる
英語長文レベル別問題集 (3)
安河内のセンター英語 リスニングをはじめからていねいに
発音できれば聞き取れる! リスニング×スピーキングのトレーニング 基礎編
大学入試パーフェクトリスニング (Volume1) (駿台受験シリーズ)
上記の参考書はどれも割とおすすめですが、合う合わないは人によって違うので、一度本屋さんかAmazonでなか見して選ぶのがオススメです。
共通テスト向け参考書
ここからは、共通テスト向けの参考書を紹介していきます。
共通テスト対策は、本番形式で問題を解くことが一番重要です。色々な問題を解きまくって、実戦形式で共通テスト対策を進めていきましょう。
2022年用共通テスト実戦模試2 英語リスニング
Z会オリジナルの模試に加えて、2021年度本試験を掲載しています。オリジナル問題で練習した後に本番と同じ時間配分で本試験の問題を解けば、共通テストの良い対策になるはずです。
リスニングの素
共通テストのリスニング満点を目指すことを意図した参考書です。そのため、発展的な内容の問題が多い傾向があります。実際の問題を予想したテスト2回分が収録されています。
2022 共通テスト実戦問題編 英語リスニング
駿台が出している大学入試共通テスト対策の参考書です。オリジナルの問題が5回分含まれているので、リスニングの問題を解く数をこなしたい人におすすめ。
ハイスコア!共通テスト攻略 英語リスニング
共通テスト対策に。共通テストのリスニングの問題形式をポイントで解説してくれています。リスニングを聴く前と聴いた後に何をすべきか解説されています。
共通テストのリスニングの点数を確実にとっていきたい人におすすめです。
短期攻略 大学入学共通テスト 英語リスニング
大学入学共通テスト英語 リスニング 実戦対策問題集
共通テスト 英語 リスニング ドリル
大学二次試験向け
ここからは大学二次試験向けの参考書を紹介していきます。対象は、高校レベルの英語の基礎がしっかりしている、かつ、二次試験のリスニング対策をしたい人向けです。
共通テストと同様に、二次試験でも、過去問をしっかり解いて傾向を把握することが重要です。過去問を中心に予想問題も解いていって、二次試験対策をしていきましょう。
灘高キムタツの東大英語リスニング
大学入試 関正生の英語リスニング プラチナルール
東大入試詳解20年 英語リスニング
キムタツの大学入試英語リスニング 合格の法則 実践編
ここらへんのレベルになってくると逆に、「いかに効率的に数をこなしてパターンを頭にいれるか」というのも重要になってくるので、なるべく解けるだけ解くのが重要ですね。
社会人向け
ここからは社会人向けの参考書になります。一部、高校生向けの参考書と内容がかぶっているものがありますが、リスニングを勉強する上で有益だと思った参考書はこちらでも紹介しています。社会人の場合は、
- TOEIC
- 英会話
- 留学
- ビジネス
など、目的が多様なため、目的に応じた参考書選びが重要になってきます。
ただ、どのような目的でも「英語耳」や「ゼロからスタート」の参考書は、リスニングを学ぶ初心者であれば誰でもオススメできる参考書なので、社会人から英語を勉強し始めた人は「ゼロからスタート」や「英語耳」から学び始めるといいと思いますよ。
ゼロからスタート英語低速メソッド リスニング入門編
低速でリスニング力をUPできる参考書です。初心者の頃は無理に速いスピードで音を聞こうと思っても聞き取れず、いつまでたっても聞き取れるようになりません。
そんな初心者でも聞き取れるように低速にしたのが、ゼロからスタート低速メソッドの本です。初心者で、リスニングの基礎力をしっかりと固めたい人にオススメの一冊です。
英語耳[改訂・新CD版] 発音ができるとリスニングができる
3ヶ月で英語耳を作るシャドーイング
シャドーイングを中心とした参考書です。どんなレベルの人でも無理なく続けられて効果が出る「タニケイ式トレーニング」が詳しくのっています。自己流でやっても結果が付いてこなかった人に読んでいただきたい一冊です。
究極の英語リスニングVol.1 1000語レベルで1万語
たった1000語で構成されているリスニング参考書です。難しい単語が使われていないのでリスニングにしっかりと集中することが出来ます。リスニング勉強を始めたての人に是非。
Enjoy Simple English Readers Short Stories シリーズ
簡単な単語でコメディーのストーリーを通して、おのずと英語力の基礎が身につけられる一冊。楽しんで英語を勉強したい人におすすめです。
新装版 話すためのリスニング 入門+初級
これ一冊でリスニングとスピーキングの基礎が学べます。前にも書いていましたが、リスニングの練習をしながら文法知識も一緒に学べるので効率的に勉強したい人におすすめ。
決定版 英語シャドーイング[入門編]【改訂新版】
ゆっくりとしたスピードの素材を使ってシャドーイングできるようになるまで6段階のトレーニングが含まれている参考書です。シャドーイングに慣れていない人におすすめの一冊。
発音できれば聞き取れる! リスニング×スピーキングのトレーニング 基礎編
リスニングとスピーキングに重要な15の音声ポイントが解説されています。音声ポイントに沿って基本問題から実戦問題まで解くことが出来ます。段階的に無理なくリスニングの学習を進める事ができる参考書です。
プロ通訳強化メソッド活用 英語スラッシュ・リスニング トレーニング
この本は、中級者向けの教材になります。英語の文章を、意味で区切って読むのがスラッシュリスニングです。これをすることで、英語を英語のまま理解し、なおかつ曖昧な部分を無くし英文を完璧に理解出来るようになります。自分の脳を英語脳に鍛えたい人はぜひ。
リスニング難度A+
普通のアメリカ人が話す英語に特化した「本物のナチュラルな」英語リスニングの参考書です。難度Bから難度A+まですこしずつステップアップしていくことが出来ます。テーマも様々なので、アメリカ人の考え方やナチュラルな話し方を知りたい人は是非。
本場のイギリス英語を聞く
イギリス英語に特化したリスニング参考書です。イギリスの文化や歴史も含めて勉強することが出来ます。イギリス好き、イギリス英語が勉強したい人にオススメの一冊。
イギリス英語とアメリカ英語
イギリス英語とアメリカ英語の違いを勉強できるリスニングの参考書です。「学校ではアメリカ英語を学んだけど、自分はイギリスが学びたい!」と思っている人はチェックしてみてもいいかもです😄
実戦力徹底トレーニング 聞く英語
ビジネスパーソン向けの参考書です。プレゼン、公演、会議、アナウンス等のよくある状況での英文を勉強し、リアルなビジネスの現場で耐えうる英語力を鍛える参考書です。
英語で聞く力。81のサンプル・リスニングで鍛える!
しっかりと内容が作り込まれているリスニングの参考書です。解き進めていくうちに、どんどんと問題が難しくなっていくため、英語のリスニング力を確実に鍛え上げる事ができます。TOEIC900点以上の方もおすすめしている堅実な一冊。
簡単に勉強したい人向け教材【無料体験でちゃっかり勉強】
ここからは参考書以外のリスニングの教材も紹介していきます。
参考書でしっかり勉強できる人はいいのですが、参考書で上手く勉強できない人もいます。なのでここからは、動画やアプリ等のリスニングの教材を紹介していきます。
どれも有料の教材になるのですが、最初に無料体験、もしくは返金保証があるので、
「参考書はどうも苦手」「なるべく英語に触れやすい環境を作りたい」
と思っている人は選択肢としてアリだと思います。
Huluなどのオンライン動画配信サービス
Huluなどの動画配信サービスで、字幕付きで英語を勉強する方法もあります。今なら2週間無料なので、二週間ガッツリと好きな動画で英語のシャワーを浴びるのもアリですね。
ネイティブイングリッシュ
英会話教材【ネイティブイングリッシュ】は最短で基本的な英会話をマスターしたい人におすすめの教材です。教材を使うメリットは、
自分で頭を使わなくても教材の通りに問題をやればある程度英語の実力がつく
という点ですね。
「自分で参考書が選べない」、「多少お金がかかってもいいから手とり足取り自分のレベルに合った教材を提供してほしい」
という人にオススメできます。90日間の返金保証も付いているので、ガッツリ勉強して、「なんか違うな、、、」と思った場合でも、期間内であれば返金してくれるのでその点も安心です。
スタディサプリ
スタディサプリENGLISH(新日常英会話コース)は、英語のリスニング、スピーキング、ボキャブラリーをバランスよく勉強できるアプリです。一日3分から勉強出来るので、スキマ時間にうってつけです。
スタサプはアプリとしてもすごく有名で、使っている人も多いので参考書のかわりに使うのもアリだと思います😌今なら7日間無料体験をしているので、ぜひサクッと無料体験してみてください。
【英語初心者さん向け】リスニング勉強法を解説
ここでは、リスニングに慣れていない英語初心者の人のためにリスニングの勉強方法について解説していきます。ちなみに、こちらの記事でもリスニングの勉強法について詳しく解説しているのでどうぞ😄
英語の基礎力はベースとして必要
リスニングは、聞いた音を頭の中でアルファベットに変換しなければいけないので、英語の基本的な知識がないとリスニングは出来ません。具体的には、
- アルファベットがちゃんと読める
- 基本的な単語力がある
- 基本的な文法や構文を知っている
ことがリスニングの勉強をする上で重要です。基礎力をチェックする方法としては、リスニングの参考書の英文を試しに読んでみて、
「全然読めない、、、英文の意味がわからん」
と思った人は、基礎力がない可能性があります。そういう人はまず英語の文法をしっかり抑えましょう。
上の参考書などで、しっかりと基礎を押さえればちゃんと確実に出来るようになっていくので、焦らずに勉強しましょう😄
ここから先は、「ある程度英語の基礎が出来ていて、これからリスニング力を伸ばしたいリスニング初心者」の方に向けて具体的な勉強法を解説していきます。
具体的な勉強法①:問題を解く
基礎力が備わっている人は、まずは問題を解いてみましょう。
このときのコツは、本番の試験となるべく同じ形式でやること(共通テストなら共通テストの時間で解いてみるとかですね)。
リスニングを勉強する目的が、「テストでいい点を取る」の場合に限りますが、
実戦形式に慣れておくと本番で緊張しなくなります。
なので、問題を解く時は、実戦を意識して、問題に集中して取り組みましょう。
具体的な勉強法②:問題を読んでみて内容理解できるか確かめる
リスニングの問題を解き終わったら、読み上げられた問題文を読んでみて、
- 英文の意味が理解できるか?
- 文章を読むことは出来るか?
- 聞き取れなかった部分はどこだったか?
をチェックします。このときに、聞き取れなかった部分をマーキングしておくといいです。
具体的な勉強法③:もう一回問題を聴く
チェックが終わったら、もう一度問題を聞きます。この時はあまり時間は気にしなくても大丈夫です。
もう一度問題を聴いてみて、聞き取れなかった部分が聞き取れるか、単語が頭に浮かぶか、をチェックします。一回目で聞き取れなかった部分を集中的に聞きましょう。
具体的な勉強法④:音読する
最後に音読します。音読することで、
- 記憶に定着しやすくなる
- 口の筋肉も鍛えられる
- 別な問題でも聞き取りやすくなる
これらのメリットがあります。一石三鳥なので、音読は絶対にやるべきです。
以上がリスニングの勉強の流れになります。リスニングは難しく感じがちですが、会話のパターンはある程度決まっているし、正しく勉強すれば確実に実力がついていく分野なので、
焦らずに、毎日コツコツ継続して、英語を聴く耳と英語を話す口を作っていくのが重要ですね。
リスニングを勉強する時に意識すること
ここからは英語のリスニングを勉強する時に意識すると良いポイントを解説していきます。
スキマ時間でいいので毎日やる
英語は1日でもサボると耳がどんどん聞き取れなくなっていきます。なぜかと言うと、外国語を聞き取る力はサボってしまうとあっという間に落ちていくからです。私も勉強をサボると全然聞き取れなくなることを何度も経験しています。
逆に、毎日少しづつでも勉強していると、耳が英語に慣れてくるんですよね。だから、スキマ時間でほんの5分でもいいので英語のリスニングの勉強を行うと、知らず知らずのうちに英語力が上がっていきます。
参考書を持ち運ぶのがめんどくさいんですが...
という人は、英語のアプリがおすすめ。 スタディサプリENGLISH(新日常英会話コース) は各単元が短時間で終わるようになっていて、電車の中でも出来るような設計になっています。
本当にスキマ時間に毎日ちょろっと手を付けるだけでも全然違うので是非参考にしてみてください。
完璧に聞き取ることにこだわらない
初心者の人ほど完璧に聞き取ろうとするんですが、完璧に聞き取ることはめちゃくちゃ難しいということを覚えておいたほうがいいです。
リスニングが出来る人が完璧に100%聞き取れているかというとそうではなくて、大体80%〜90%ぐらいだと思います。残りはどうしているかと言うと、「過去の経験や知識から脳内で補完している」んですね。
だから完璧に聞き取る必要はないし、頑張って100%聞き取らなくても良いわけです。
初心者の人は、完璧に聞き取ることよりも、
- 聞き取れない部分を想像して、埋め合わせしてみる
- 答えを見て、自分の埋め合わせが正しかったかどうかを確認する
ということを繰り返して、予想力を高めて行くことが重要です。
読むのが早い教材で勉強しても聞き取れなければ意味がない
初心者のときにありがちなのが、
読むのが早い教材で慣れていけば、英語が聞き取れるようになっていく
という勘違いです。確かに早い英語を聞いていると耳が慣れては来るんですが、それは英語の音に慣れているだけで聞き取り力が上がっているわけではないんです。
リスニングは、英語の音、英単語、単語の意味が結びつかないと出来るようになりません。
なので、初心者のうちは、読むのが早い教材でたくさん勉強するよりも、「自分がある程度確実に聞き取れるスピード」の教材を丁寧に勉強していったほうが確実に力になりますよ。
上記のサイトは海外のサイトですが、リスニングの教材がレベル別に紹介されているので、自分のレベルに合わせて勉強を進めていくことが出来ますよ。(しかも無料です。)
単語力やリーディング力も伸ばす
上で書いたように、リスニング力は、単語力や文法力にも大きく支えられています。なので、リスニングを勉強する時は、リスニングだけじゃなくて単語力や、文法の勉強や、長文の読解も勉強すると、リスニング力の底上げに繋がります。
なので、リスニングを勉強する時は、リスニング力だけではなくて、リスニング以外の英語の基礎力も並行して伸ばしていくといいですよ。
まとめ
英語のリスニング初心者さんはリスニングに何だか苦手意識を持っているかもしれませんが、
- 基礎力を身につける
- 自分のレベルにあった教材を確実に理解していきながら教材のレベルを上げていく
- 単語力や文法力も平行して高めていく
- 毎日コツコツ勉強していく
というポイントを意識して勉強していけば、確実に聞き取れるようになっていきますので、(ほんの少しの時間でもいいので)毎日、勉強を継続していきましょう!